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次回配信日は、8月1日です。





法然上人(願成寺蔵)


願成寺二代目「もも」幼少の頃

 「猫に小判」「猫の額」「馬の耳に念仏」「井の中の蛙大海を知らず」と、「ことわざ」には多くの動物が登場してくる。そのほとんどが、動物たちに失礼な表現が多いように思う。人間目線で、動物を人間より下の者とみているからであろう。特に高齢者の発言によく出てくるが、私はあまり好きではない。

 ところで改めて「ことわざ」とは何であろうか。また同じような表現として、「猫の手も借りたい」「猫をかぶる」「顔から火が出る」など、「慣用句」と呼ばれる言葉もよく使われている。「ことわざ」と「慣用句」と、区別がつきにくい。AIに聞いてみよう。

  「慣用句」は2つ以上の言葉が結びついて特定の意味を表す比
  喩表現(例:「舌を巻く」)で、会話を豊かにするものです。
  一方、「ことわざ」は昔からの教訓や生活の知恵を短い文で表
  したもの(例:「猿も木から落ちる」)で、単体で意味が通じ
  るという違いがあります。

項目
 慣用句
 ことわざ
主な目的
物事の様子や感情を、別の言葉に置き換えて豊かに表現すること。
教訓、戒め、生活の知恵などを伝えること。
構成と独立性
複数の単語の組み合わせ。それだけでは文として成立せず、前後に説明の文が必要(例:「〇〇に頭を下げる」)。
それ自体が独立したひとつの短い文になっている(例:「案ずるより産むがやすし」)。
言葉の形
状況に合わせて活用する(例:「頭を下げる」「頭を下げた」)。
決まった形(句)として使われるため、形を変えずにそのまま使う(例:「急がば回れ」)。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 しかし、一般的には「ことわざ」と「慣用句」は区別がつきにくい。多用すれば陳腐になってしまい、「犬も歩けば棒にあたる」「論より証拠」「花より団子」から始まる「ことわざカルタ」をしたこのない世代にとっては、懐古的な表現となってしまうのではなかろうか。
 「お盆は、猫の手を借りたいほど忙しい」は、「お盆は、たいそう忙しい時です」で良いのではなかろうか。比喩的な表現になると、猫や犬は文句を言ってこないが、不適切な用言になってしまうことがあるからである。

 こうした表現は、残念ながら仏教を始め宗ヘの教えの中から利用されてきた歴史がある。難しい教えをいかに平易な喩えによって説いたところに起因している。批判を恐れず掲載する。

  三車火宅の譬え(さんしゃかたくのたとえ)『法華経』
 内容:燃え盛る家に夢中で遊んでいる子供たちを、父親が「外に素晴らしい乗り物(三車)があるよ」と言って救い出す物語。
 意味:火のついた家は「迷いの世界(煩悩)」、父親は「仏」、子供は「私たち衆生」を指します。仏が人々を救うために、それぞれの機根(能力や好み)に合わせて教えを説くことを示しています。(日蓮宗ポータルサイトより)

 いわゆる「方便」である。小学校から大学まで入試に、「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」の意味や漢字を問う問題が出されているが、愚問であろう。その用法等を問わないかぎり、ただただ暗記を試すだけである。無論、知らないよりは知っていた方が良いことである。

【方便】ほう‐べん({梵}upaya の意訳)
仏語。仏教で、下根(げこん)の衆生を真の教えに導くために用いる便宜的な手段。また、その手段を用いること。法便。
(日本国語大辞典)

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
7月17日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
金剛寺 住職 水田 真道 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
8月21日(金) 同時刻  福昌寺 住職 安田 知照 師

 

宗祇法師の会 (7月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
7月27日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

7月・8月のお盆棚経

 お盆の棚経は、「お寺での棚経」 が中心となりますが、6月下旬にハガキにてご案内申しあげました。

 

お盆灯籠流しの販売

 7月16日、三島市仏教会主催の「灯籠流し」が水泉園(白滝公園)でおこなわれます。7月1日より、灯籠を販売いたします。









▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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