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次回配信日は、2月16日です。





願成寺本尊阿弥陀如来さま


一遍上人絵伝、三嶋大社詣で


お袈裟

 節分とは、季節の移り変わる時、すなわち立春・立夏・立秋・立冬の前日の称である。特に立春の前日が、宮中の追儺会(ついなえ)と結ぶつき、室町時代ころから「豆まき」として、公家や武家でおこなわれるようになった。
 季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると信じられていたため、それを追い払うための悪霊ばらい行事が執り行われて、節分の豆まきになったという。

 現在では年中行事として、神社仏閣をはじめ、幼稚園では必ずおこなわれるようになった。昔は幼稚園の先生は女性ばかりであったから、鬼役は園長先生、私立幼稚園では理事長先生という。寺院の経営する幼稚園では、理事長先生すなわち住職が鬼に扮するのである。この時ばかりは、住職も形なしである。
 三島の町では、寺院で大々的な「豆まき」をする寺院はない。三島で「豆まき」といえば、三嶋大社の「豆まき」に出かけていき、菩提寺の「豆まき」に来る者はだれもいない。だからといって、「豆まき」をしないわけではない。願成寺では昔は先代住職が、今は私がおこなう。翌日、撒いた豆を片付けるのは私の仕事であるから、数が少ないようにも思うが、歳の数だけ食べる豆は確実に増えていく。

 ところで、今年は三嶋大社の案内で、節分祭の豆撒きの奉仕を、勤めさせていただくこととなった。ふと、一遍上人の三嶋大社詣で(1286)を思い出した。僧形(黒衣に袈裟を着ける)にての参詣である。
 豆撒きの福男は、武士の正装である裃(かみしも)姿であるが、僧侶であるので僧形でのご奉仕を願い出たところ、特別のご許可を賜ったのである。これは大変なことになったと、早速に衣(ころも)を新調した。そして袈裟は我が寺での慶事に着用する芹沢_介の染め袈裟を着けさせていただくことにした(今回で3度目)。芹沢氏の特色である朱色が、花を添えてくれるであろう。
 わが願成寺は、代々にわたって三嶋大社の宮司を勤める矢田部家の菩提寺であることのご配慮であろうか。いたく緊張し、ありがたいことである。

 明日は、精進潔斎をして、本尊阿弥陀如来さまにご報告して、三嶋大社への参詣となる次第である。

【追儺】
 追儺(ついな)とは、大晦日(旧暦12月30日)に疫鬼や疫神を払う儀式、または民間で節分などに行われる鬼を払う行事。儺(だ、な)あるいは大儺(たいだ、たいな)、駆儺。鬼遣(おにやらい。鬼儺などとも表記)、儺祭(なのまつり)、儺遣(なやらい)とも呼ばれる。(ウィキペディア)

【裃】
 裃(かみしも)は、江戸時代の武士が登城や公式行事で着用した、肩衣(かたぎぬ)と袴(はかま)が共布(同じ色・柄)で仕立てられた礼装。小袖の上から着用し、肩の張った「肩衣」が特徴。現代のスーツに相当する公服で、麻地に細かい小紋柄が基本。長袴を用いる「長裃」は上流武士の正装。

※ 一遍上人絵伝の写真は、
  井原英貴氏がFacebookに投稿された資料をご許可をいただき、
  転載させていただきました。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

宗祇法師の会 (2月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
2月16日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
2月20日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
常林寺 住職 山田 太壱 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
3月20日(金) 同時刻  正見寺 副住職 杉本 昌隆 師

 

観音堂大祭(諸祈願)のお知らせ

 春のお彼岸に観音堂の大祭を厳修いたします。寺伝によりますと、頼朝公が三嶋大社に百日祈願の折、当願成寺を宿舎といたし、その願が成就いたしたことから「願成就寺」の寺号を賜りました故事により、諸願成就の祈願をおこないます。当日ご参加できません場合には、お札は郵送申しあげます。また、当日前年のお札等を炊きあげますのでご持参ください。当日は「餅まき」「模擬店」「野菜青空市」等を予定いたしておりますので、お誘い合わせてお出かけ下さいませ。

日   時
3月20日(金) 【11時】法要、【法要後】餅まき
祈 願 料
祈願料 3,000円
申 込 み
お彼岸のお参りの折、電話、FAX、E-mail (前日までに)








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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