願成寺ホームページは、 こちら(https://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、1月5日です。





お飾り作り1


お飾り作り2


お飾り作り3

 先日「お正月のお飾り作り体験」をお寺で開催しました。地元のお檀家さんで、お飾りを手作りでされる方がいらっしゃるので、ご指導をいただきました。
 事前に藁を装飾する小幡(家内安全、交通安全)を購入。作業開始の前日には、藁を清めるために海まで向かい、海水につけました。清めるのと同時に、海水につけると塩分によって藁がしなやかになり編みやすくなるとのことでした。

 当日になり、8名ほどの参加者の方々と実践。藁を三つに分け、それを三つ編みにしていきます。指導してくださる檀家さんの藁を編んでいく手捌きは、匠の技。見よう見まねに、皆さんが挑戦されました。当初はかなり困難な作業かと想定していましたが、お集まりになった方々はとても器用でした。40分〜50分程度で藁を編み、アーチ状に仕上げました。装飾として使う、ウラジロ・ユズリハの葉、橙はもっと年末になってからつけるとのことでした。余り早くにつけると、萎れてしまうためです。私の地域では、12月28日にお飾りをつけるのが風習なので、その数日前に付けることになりました。

  「稲刈りを終え、もみを採った藁を無駄にしない」

 その藁をお清めして、神様のお飾りとして使用する風習は、私たちに大切なことを教えてくださいます。時代はデジタル化が進み、古代の習わしが忘れ去られてしまうようになりましたが、その伝統は、神仏を敬うことを軸として、自然の恵みを最後まで大切にすることを教えてくださいます。
 物価高、食品ロス、気温上昇、無常の風と、私たちの煩悩が渦巻く世の中をどのような道筋で進んでいったらよいのか、ヒントを頂けるような気がします。

 私達には「わかる」という思考がありますが、これを3つに分けることができると、仏教では説きます。
 一つ目が「聞いてわかる」ということであります。和尚さんのお話を聞いて「なるほど。解った」と思うのは、聞いて理解したからであります。二つ目が「理屈でわかる」ということです。そして、三つ目が「体験してわかる」ということです。では、この3つの「わかる」の中で一番大切なのは、どれでありましょうか?

  聞くときは 解になるほどと思いつつ
           下駄履く時は とうに忘るる

 法話を聞いたときには「なるほど!」と思っても、帰りに靴を履いた瞬間に全部忘れてしまう。そんなことありませんでしょうか。なぜ忘れてしまうのでしょうか?それは知識として聞いているだけだからでありましょう。

  スマートフォン認知症、二十代の忘れ物、外来患者も

 以前にそういう記事がありました。認知症専門医が、最近二十代の外来が多い。原因はスマートフォンをやりすぎて、情報収集過多で、脳がオーバーヒートしているからだとありました。
 長く続けると脳に悪影響があるそうです。生活を便利にし、豊かにするものだと信じている道具に自分の体が犯されてしまうというのは、何とも矛盾したことであります。
 つまり「わかる」というのは、聞いてわかった、頭の中でわかったということではなく「体験してわかる」ということが大事なのです。

 法然上人のお念仏のみ教えも、実際に「南無阿弥陀仏」ととなえることで、その有り難さがわかってきます。「自分は講義を聞いたから知ってる。本で読んだから理屈がわかった」というのは本当の意味で体得したことにはならないのです。返って、自分は智者であると勘違いして、となえなくなってしまうことにもなり得るのです。
 御年八十八才になられたお飾りの先生は、元バスの運転手さん。カーナビがない時代に、乗客を安全に送迎されていました。
 頭ではなく体で覚えていく道を「お飾り作り」を通じて、次の世代へ繋げようと働きかけてくださっています。
 お念仏、もまずは声に出して体験してみましょう。

 海福寺  瀧 沢 行 彦 









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
12月19日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
大泉寺 住職 小島 健布 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
1月16日(金) 同時刻  傳心寺 住職 井上 正信 師

 

宗祇法師の会 (12月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
12月22日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







本メールマガジンがご不要な方は、
下記URLから配信を解除できます。


https://ganjoji.com/mlmaga.html(解除・退会)