願成寺ホームページは、 こちら(https://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、11月15日です。





開会式


第1回戦


決勝戦


表彰式

 恒例となりました「願成寺百人一首古今伝授杯2025、小学生百人一首競技かるた大会」が、願成寺本堂を会場に10月26日、開催されました。
 みしまの文化百花繚乱補助事業として、「三島市」「三島教育委員会」の後援、さらには「三島市観光協会」「三嶋暦」「三島宗祇法師の会」山本建設株式会社」「三島信用金庫」「願成寺」の協賛をいただいての開催となりました。

 静岡県内は無論のこと、東京、横浜、名古屋からのお友達の参加もあり、総勢20名の参加となりました。低学年の部と、高学年の部とに分けてのトーナメント形式です。したがって4の倍数の参加者が必要となりますので、欠員のあるとこころはスタッフが参加します。スタッフのみなさん、小学生以上に緊張して参戦しましたが、おおかたは小学生に撃沈されました。

 願成寺住職の百人一首の講義(競技が目的ですので、話は短く)、西郷直樹永世名人の解説で、カルタの並べ方、ルール等、詳細なご指導を受けて、さあ本番である。西郷永世名人の読み上げが始まると、子どもたちのすざまじい気迫が本堂内を制覇する。特に親たちギャラリーの応援のまなざしと、我が子を案ずる親の心臓の鼓動でもが聞こえてくるような会場の様子である。お寺の本堂には、あまり似つかない雰囲気である。私も孫が参加しているので、全体を統括していながらも、しばしば我が孫に眼が行く次第である。

 競技カルタでは、読み上げられても取り札のない「空札(からふだ)」というのあります(説明はAIで)。緊張の頂点に達していた気持ちが、空札によって萎えるのです。しかし、また気持ちを臨戦体制に持っていくのです。
 一喜一憂しながら対戦は、進んでいきます。本人は無論のこと、家族も置れている札が見えないだけに、心おだやかでないのですが、ただ見守るしかないのであります。早くに大敗した子、接戦を続ける子と悲喜こもごもの場面が展開されていくのです。

 ところで、何で願成寺で百人一首の大会と思われる方もお有りでしょう。まったく知られていませんが、現代流の言い方をすれば、「願成寺は和歌の聖地」なのです。
 それは室町時代の武将東常縁(とうのつねより)が、関東下向の折、三島に滞在、現在城山と呼ばれるところに陣をかまえていたのです。それがまさしく現在の陸軍墓地と願成寺のところであったのです。
 そしてその東常縁は、古今和歌集の解釈や歌学を家職する二条家の秘事の継承者でありました。そこで宗祇法師は三島を訪れて、常縁よりその奥義を伝授され(古今伝授という)、その伝授された場所が願成寺とされています。
 また宗祇が著した『百人一首抄』が小倉百人一首の歌道の入門編として一般にも知られるようになり、江戸時代に入り、木版画の技術が普及すると、絵入りの歌がるたの形態で広く庶民に広まり、人々が楽しめる遊戯としても普及したのです。

 さらにすごいことは、西郷直樹永世名人は、カルタ会の仏さま、神さまである。いろいろの分野で永世名人があるが、そのなかでも最高峰の永世名人である。公式の百人一首の世界では、名人を連続5期達成されると永世名人となるという。西郷直樹永世名人は15期に渡って名人を務めたのである。そうした前例がないことから、永世名人のなかでも別格なのである。
 そしてさらに、我が願成寺のお檀家さんの娘さんのご主人である。西郷直樹永世名人そして宗祇法師して、願成寺は百人一首競技かるた大会の開催の宿命があると言うべきであろう。

【百人一首空札】
百人一首の「空札」とは、競技かるたで使用されない50枚の札のことを指します。プレイヤーの自陣に25枚、相手陣にも25枚、合計50枚の札が場に並べられますが、残りの50枚は場に存在しない札となります。読み上げは百人一首100首すべてで行われるため、この使われない札の歌も読まれることになります。
空札の役割:競技かるたでは、空札が読まれたときに誤って場にある他の札に触れてしまうと「お手つき」となります。
 ゲームの要素:空札の存在は、単に場にある札だけを追うのではなく、「今読まれている歌が場に存在するかどうか」も瞬時に判断する必要があるため、試合の戦略性と複雑さを増しています。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

宗祇法師の会 (11月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
11月17日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
11月21日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
晋光寺 副住職 増田 元仁 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
12月19日(金) 同時刻  大泉寺 住職 小島 健布 師








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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