願成寺ホームページは、 こちら(https://ganjoji.com/)です。

次回配信日は、6月2日です。





摩周湖


硫黄山


地図

 「御忌会(ぎょきえ)は春の訪れ。雪解けして漸く皆が集うことができるのですよ。」そう語るのは、北海道のお寺さま。先日4月中旬から下旬にかけて北海道の浄土宗寺院さまの御忌会法要に伴い、法話のご縁をいただきました。合計8ヶ寺のご寺院で法話を担当させていただき、法然上人のお念仏についてお取り次ぎをさせていただきました。
 北海道は冬にホワイトアウトになると、右も左も上下もわからなくなり、自分がどこにいるのか把握できなくなり凍死する方もいらっしゃるそうです。そんな想像を絶する過酷な冬を越えての御忌会法要。お参りされる皆さまの穏やかなお顔は、雪を気にせずお寺へお参りできる春の訪れを表していました。

 北海道は旭川から、美深、枝幸、紋別、網走、北見、釧路とお上人方が送迎をしてくださり、広大な北海道を移動しました。
 その移動の際には、広大な水田に繁殖のため飛んでいく白鳥の群れを見ました。北に上がり、オホーツク海が見えた時には、その先には流氷がみえる知床が間近でありました。
 ただ、海水の温度が上昇しているためなのか、毛ガニやホタテ、昆布などが昔ほどとれなくなってきているともお伺いしました。オホーツク海から今度は下がっていくと、一時は絶滅の危機であったタンチョウ(鶴)、広大な丘に気高くも感じる大きな鹿やドラマの北の国からを彷彿とさせるキツネを見ることができました。酪農の牛や羊は晴天の中草を食べていました。そんな景色を見ながらの移動の中で友人が熊に襲われたというお話をお上人からお伺いすると、森の茂みから出てこないだろうかと恐ろしくなったりもしました。
 さらに釧路へ向かう際には、硫黄山や屈斜路湖、摩周湖なども立ち寄らせていただきました。空気が澄んでいる為か、自然の青や緑が鮮やかに見えるような気もしました。何万年も前に火山が噴火して、それに伴って湖ができる。その果てしない年月の循環に圧倒され「私たちはその何万年も続いてきた地球の中で、ほんの一瞬の命なんだな」と感じざるを得ない景色がありました。

 そんな広大な自然を感じながら各お寺にてお念仏のみ教えをお取り次ぎさせていただいていると、法然上人のあるご法語が思い浮かんできました。

    法爾の道理と云う事あり。炎は空に上り、水は下りさまに
   流る。菓子の中に酸き物あり。甘き物あり。これらはみな法
   爾の道理なり。阿弥陀仏の本願は「名号をもて罪悪の衆生を
   導かん」と誓い給いたれば、ただ一向に念仏だに申せば、仏
   の来迎は法爾の道理にて疑いなし。
 これは「炎が空に燃え上がることや、水が下に流れていくこと、また食べるものに酸っぱいものや甘いものがあるのは、自然の道理であります。それと同じように、お念仏を申せば阿弥陀さまの来迎があることも自然の道理であります」という法然上人のお言葉です。

 つまり、火山が噴火すると湖ができるように、お念仏を申せば阿弥陀さまの極楽浄土へ往生させていただけることも、いつまでも変わらない自然の道理であるということです。
 広大な自然は「本来の生命の行く末」を教えてくれたような気がしました。自然の道理に任せて、阿弥陀さまの極楽浄土へ往生できるように、今からお念仏をおとなえして参りましょう。

 海福寺  瀧 沢 行 彦 









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
5月16日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
福泉寺 住職 岩佐 剛昇 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
6月20日(金) 同時刻  願成寺 住職 魚尾 孝久 師

 

宗祇法師の会 (5月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
5月26日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会

 

大施餓鬼会のお知らせ

 お施餓鬼会法要を、下記のごとく厳修いたしたくご案内申しあげます。ご先祖の供養とともに、一日ではありますが、み仏の教えにふれます良い機会ともいたしたく存じますので、お誘いのうえお申し込み下さい(当日ご参加できません方には、お札を郵送申しあげます)。

日   時
5月30日(金)  【PM2:00】 法要
法   話
住職
供 養 料
3,000円
申 込 み
お参りの折、電話、FAX、E-mail(前日までに)








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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