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次回配信日は、8月16日です。





梅の土用干し


境内の雑草が枯れはじめた


畑毛の小さな雑草はたった1本の根で


落花生の花と水やり.

 連日「熱中症警戒アラート」が発令されている。一昨年と昨年は7回であったが、今年はすでに12回の発令で、記録を更新している(7月31日現在)。やはり、連日の猛暑は、豪雨をはじめ異常気象といわざるをえない状況といえよう。
 猛暑から身を守るためには、電気料金を気にしながら、外出を控え家に閉じこもって居る次第である。

 さて、急な思いつきではあるが、「この猛暑が、何か役に立っていることはないだろうか」と考えた。クーラーの効いた部屋から外を見ると、ベランダでは、「梅の土用干し」の真っ最中である。真夏の強い直射日光をあびて、本来の梅色に変わっている。梅たちが喜んでいるかのように思えるのは、私の考えすぎであろうか。

 静岡県三島市の7月の降水量は140oで、そのうち7月4日の豪雨で82o降ってしまっている。9日以降は、まったく降っていないことになる。過去3年間の7月の降水量の平均値が528.5oであるからしても、猛暑ばかりでなく雨もまた極端に少ないことになる。よって境内の雑草も、根の浅い草や小さな草は枯れ始めているのである。

 当然ながら、我が願成寺菜園も、また大変なことになっている。猛暑であるからといって手入れに行かなければ、悲惨な結果となる。7月はじめまでに根を張れなかった草は、瀕死の状態である。すこし触っただけで取れてしまい、今までにはなかった現象のようにも思う。
 今こそ草取りのチャンスと、炎天下に菜園などに行ったら、討ち死するだけである。朝6時前に畑に行き、草取りと水やりである。8月1日朝6時の気温は、25℃。菜園日和である。
 この猛暑と日照りで、菜園すべての作物を諦めるわけにはいかない。水を好む茄子には、ひと株あたりバケツ1杯の水を、胡瓜には申し訳ないが柄杓(ひしゃく)2杯の水である。水の量の違いは、説明は省くが、冠水パイプの有無による。
 今ひとつ昨日から冠水を始めたのが、落花生である。おおかたの植物がそうであるように、花が咲く時期に充分な水やりが必要で、実なりがよくなるといわれる。落花生の収穫、いや食すことを楽しみにしている輩(やから)がいるからである。

 猛暑のなか、電気代と水道代が心配な住職である。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久









新型コロナウィルス感染防止のために

 年忌法要は、感染防止策をとりながら、親族中心におこなっております。

 なお、お墓参り、付け届けは、密となりませんので、お出かけ下さい。

 

8月のお盆棚経

 お盆の棚経は、「お寺での棚経」 が中心となります。

       8月13日(日)  10:00  13:00

 合同での法要となりますが、いずれかの時間にお出かけ下さい。連絡は不要です。
 なお、お気持ちのお布施をご用意ください。付け届けお布施とは別となります。

 

辻 説 法 の 会

 お茶を飲みながら、法話をお聴きになりませんか!

日   時
8月18日(金) PM6:00〜7:30
会   場
茶房「 欅(けやき) 」 2F TEL:055-971-5591
講   師
常林寺住職 山田 太壱 師
参 加 費
500円 (飲み物は各自でお支払いください)
主   催
県東部青少年教化協議会(この会は、特定の宗派にこだわらず、
ひとりでも多くの方々に仏教を伝えることを目的に活動する団体です。)
次   回
9月15日(金) 同時刻  金剛寺住職 水田 真道 師

 

宗祇法師の会 (8月例会)

 日大名誉教授藤岡武雄先生を中心といたしまして、宗祇法師の顕彰と研究をする会です。
どなたでも参加できます。申込は不要ですので当日お出掛けください。

日   時
8月28日(月) PM1:30〜3:30
会   場
願成寺 TEL:055-975-1763
参 加 費
無料
主   催
三島ブランド 三島宗祇法師の会








▼ 文学講座のお誘い
 願成寺公開文学講座といたしまして、『源氏物語』を読んでおります。写本(青表紙本、新典社刊)と活字本とを対校しての講読ですが、参加者全員で声を出しての読みますので初心者の方でもご自由に参加いただけます。
現在、「須磨」の巻に入ったところで、朧月夜との事件から都に居られなくなった光源氏が、須磨へと旅立つところです。
ご一緒に、光源氏とともに須磨への旅を始めましょう。

開 催 日
 毎月 第1,3土曜日(変更あり)
開催時間
 10時〜11時30分
場  所
 願成寺庫裡
費  用
 無料(教科書はお求めいただきます。 1000円〜2000円)
申し込み
 電話、FAX、E-mail

※ご参加をご希望の方は、檀家、非檀家を問わず、どなたでもご参加いただけます。







 ラジオが唯一の情報源であった時代から、新聞やテレビが加わり、小学生までがパソコンや携帯電話を利用している時代となった。ひと昔前の学生の楽しみというと麻雀とお酒が定番であったが、町から雀荘が消え泥酔した学生の姿は少なくなった。これも学生たちの娯楽に選択肢が増えたからであろう。世の中はあらゆる選択肢が増え、情報のアイテムが氾濫し、多様性の時代といえよう。

 教化活動の基本としては、葬儀や年忌法要を始め、修正会、彼岸法要、施餓鬼会、十夜法要と、あらゆる法要での説法であろう。印刷技術の発達によって掲示板伝道、文書伝道ハガキ伝道がおこなわれるようになった。拙寺でも「ハガキ伝道」や「テレホン説法」の経験があり、教化活動も多様化してきたなかで、時代のニーズにあった教化活動の一つとして、「 願成寺メールマガジン 」と名付けてメールマガジンを発行することにした。

 寺院という特質から、教化の対象となるのはお年寄りという現実は否定できない。また檀信徒全体からすれば、どれほどの人が、インターネットを利用しているかと考えるとその効用ははなはだ微少と思われるが、新しい形での教化活動として実験的に発信することにした。

 インターネットによるメールマガジンの配信は、お寺に足を運ぶことの少ないあらゆる世代の皆さまに語りかけることができるであろう。また拙寺のお檀家さま以外の皆さまとも、お寺とのつながりを持たせていただく方法としては最良と考えております。

 毎月二回とは申せ、浅才なわたくしにとってはかなりの重圧となっていくであろうことは想像にかたくない。三回で中止するわけにもいかず、発信を決意するのに一年もかかった始末である。

 諸大徳の応援をお願いいたしながら、皆さまとの交流の場としていきたいと存じます。よろしくお願い申しあげます。

 天主君山現受院願成寺住職
魚 尾 孝 久


 







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